2014-01-01から1年間の記事一覧

大津さん

昨日、香港島に行くフェリーの中で大津幸四郎さんの逝去にふれた。 言葉を失い、フェリーの窓の外に視線をやると雲の割れ目から光線が注いでいた。私にとって大津さんは、現場でも飯場でも分けへだてのない人でした。 熊谷博子監督作品の「三池」で大津さん…

食欲の秋

2014ニッポンコネクション(5月)

ニッポンコネクション 日本国外でおそらく世界最大級の日本映画の映画祭「ニッポンコネクション」が5月27日から6月1までドイツのフランクフルトで開催された。今年で第十四回目だという。日本映画だけの上映なのに、ゲストも今年は70人ほどもいるという、な…

4カ月の大きな流れ

皆様イパネマの写真から既に4か月が経っていることに気がついた。 放置していてすいません。 大まかに、4月中旬はリオ。その後、サンパウロ。すぐにべレン。 べレンで3週間滞在。取材の交渉のため。 5月中旬、そのまま、すぐにリオに行く。 映画の上映のため…

リオそして再びサンパウロ

先週はリオに行っていた。 「カリオカ(リオの別称)の娘には気をつけろよ」と メキシコ在住の映画作家の竹田信平から言われていた。 リオデジャネイロ。 アントニオ カルロス ジョビンの「イパネマの娘」でしられる イパネマにあるOi Futuro Ipanema 劇場。…

もろもろ報告!サンパウロ到着

三畳間は4月2日に引き払った。 最後のお客さんは空族の相澤虎之介さんだった。 サンパウロの国際空港に到着して、誰も迎えに来ないはずだったが、Matsubayashiと書かれた私のネームプレートを持った男がいた。 E tudo Verdade映画祭の関係者だという。素直に…

引っ越し間近

今まで三畳間の94歳の大家さんのことを さんざん書いていたけど写真にアップするのは初めて。 写真は石井和彦さんという方に撮ってもらった。 石井さんも貴重な三畳間の住民を残そうと思ったからだそうだ。 すごーくよい。なぜか写真を撮ってもらったこの日…

福岡での上映

今回も福岡で上映が出来た。 福岡の映画館は、2007年ごろを境にどんどん減っていっている。 上映に来てくれる方は、高校の同期生や大学の先輩など 昔からの友だちがよく来てくれる。 あと、うちの両親の友人も初日に来てくれる。 そんなわけで、初日は軽い同…

家なし

「松林の映画って、故郷を失ったり、家をなくした人を撮っているよね。最近の馬の映画だってそうじゃん」 三浦哲哉という批評家とよく飲んでいる。三浦の出身は郡山のふぐずまの人。 先週も新宿のゴールデン街で飲んだくれた。 監督デューしたあとに先輩から…

そろそろ引越し

そろそろ来るかなノストラダムス大予言からはや14年もたった。 ミレニアム。 なんじゃ、そんな経ったのか。 このアパートで10年だ。ところで、そろそろ、この屋号で使っていた3JoMafilm。 このアパートも、最終的には94歳の大家おばあさんの娘たちの進言で…

ミラーズクエスト

昨日まで南相馬市原町区に行ってきました。主演のミラーズクエストさんと再会。 私のことを覚えているのか判らないけど、牧場に行くと近づいてきてくれる。 まあ、餌でもくれるのかもしれないと、覚えているのでしょうか。