〔休日〕〔選挙〕

〔休日〕
本日は金曜礼拝なので、アフガニスタンでは休日だ。そして、マスードが暗殺されて4年が経つ。アフガニスタンでは休日だ。午前中はネットの環境を整えるため、ソフトをダウンロードした。渡辺さんと、通訳のモハマディンと3人で出かけた。途中道すがら映像を撮っていると、ルーマニアの軍隊に職務質問を受ける。職務質問は、長かった。相手は銃を持っている相手なので、いい気持ちはしなかった。テープの上に黒い画面を録画された。


〔選挙〕
大学生で選挙に出る男がいる。その彼にインタビュー。他には権力を持った軍閥など、様々な立候補者がいる。その中でも、最も若い彼にインタビューした。彼は25歳。仲間の協力を得て選挙に立候補。ポスターも小さい物しか作れなかったという。
彼のポスターは映画の前売りチケットほどの大きさの物だった。またカーブル市内は、選挙の準備期間らしく選挙のポスターに囲まれている。混沌とした雰囲気を作っていた。
ソ連時代に作られたアパートに行く。このアパートは現在、帰還難民たちが暮らしている。殺伐とした風景に、壊れたコンクリート製のアパートがわびしいくある。そこでは、各民族関係なく暮らしていた。ほとんどの人がイランやパイキスタンで難民生活を送った人たちだった。選挙では平和と仕事を期待するという答が返ってきた。


その後、女性の候補者にインタビューを行った。彼女はイラン育ちの娘さんだ。タリバン崩壊後、アフガニスタンに戻ってきた。26歳の女性なので、若い男性の支持者が多かった。中には結婚式のような服装をした男もいた。様々な趣向があってとてもいいと感じる。しかし、結婚式のような服装は、完全な場違いな服装だった。