悲しみのミルク

先月、アパートに試写の案内が届いていた。
口に大きな赤い花をくわえた女性のメインビジュアルのチラシだった。
「悲しみのミルク」と言う映画だ。

よく見ると「東風」といういつもお世話になっている配給会社が
4月2日からユーロスペースで上映するみたい。
それで試写状が届いたのか。
昨日、それを見た。


ファウスタは車から放り出された。
そして、真珠も取り戻せなかった。
観終わって誰とも何も話したくなくなった。
甘ったるいホットココアを飲んだ。
それで、ふさぎこんだ。


一日たってふと映像を思い出すと
私も映画を見て、彼女と一緒に
車から放り出された様なショックを受けた。


そういうことか。