〔到着して〕〔予定外の出来事〕

motokiM2005-09-04

〔到着して〕

近所にインターネットカフェがあったので、今後も頻繁に利用ができそうだ。ただ、利用ができると言っても、太陽がある内に少しづつ行動しなければならない様子。昨日の夜、現地の商社の方とカーブルの町を散策したが、カーブルでは9時頃まで町は動いている。それ以降になると、なるほど少々危険な匂いがする町に変わる。

現在宿泊しているところは、外国のNGOアフガニスタンの裕福な階級の方々が住ん
でいるところに滞在している。そのため、そのエリアに入る際、カラシニコフを持った警備員の前を通らなければならない。日本で生まれ育った私には、銃を持っている人にたいして、気味が悪いという感覚はやはり抜けない。いくらフレンドリーに話されても、心のどこかに構えた感覚がある。

カーブルの町にいると、とても外貨にあふれていることが、到着したその日から分かった。昨年、私はジャララバードと言う町に滞在していたが、その時の物価と、現在滞在しているカーブルの物価との間には3倍近くの開きがある。今後、あらゆる面でかなりの節約を予想される。



〔予定外の出来事〕

私の個人用のバッグの紐が切れてしまった。中に私個人のカメラが入っていた。
作動確認して、問題がなかったなんと、カメラを持つところ取っ手の部分が折れていました。換えの部品なんて手に入らないので、しまったと思っていたところモハマディンは修理ができるという。


車の修理工場町に出かけた。アフガニスタンでは、よく町の一角が修理工場だらけだ。そこでは小学校ほどの少年が車のエンジンを分解している。中学校ほどの少年がなんと、オーバーホールしている。そして、20歳以上になると、NGOやその他で専門修理工として働くようだ。


そのての町の一角がある場所に向かった。そして、ヘッドライトの修理工場へ。
20代の男がいた。彼はプラスチックを溶接して元に戻すのが仕事だ。事故などで壊れた車のヘッドライトや、天井にあるランプを溶接している。



そんな彼に壊れたカメラを持って行く。彼の周りには例に漏れず、小学校の少年と、中学校の少年がアシスタントで働いていた。そして、彼に壊れた部分を見せると、「カメラは直したことがない」
まず、そう断られました。しかし、彼の技術を見てみたいと思い、頼んだところ快く承諾。すぐに彼は、壊れた部分に金具の補強を組み込み、そして、カメラの壊れた部分を元に修理してくれた。この手の技術は現在日本では見かけないので、とても驚いた。

その後、カメラが壊れた元凶となったバッグを探しに出かけた。こちらは、日本のように物があふれていないので、中心部のバザールに行った。ここにある新品のバッグは、ほとんどが中国製の粗末な作りなのがおおい。日本で育った僕は、購買意欲がそそられない。そのため、、登山者が売ったと思われる中古のリュック市場にてバッグを探した。しかし、登山で使ったので、大きすぎる物ばかり。そして、新たなリュックの購入は諦め、僕のカバンの修理のみちを考えることにした。
モノを大切に使いたいと思った